アジア太平洋の不動産市場規模は既に世界最大となっており、その成熟度、透明性、流動性がますます向上しています。このため、以前はオポチュニスティック投資家が大勢を占める市場でしたが、現在では、十分な選択肢を備えた魅力的なコア不動産のユニバースが形成されるに至っています。
投資家の観点からは、アジアの力強い経済成長という後押しを受け、長期的に持続可能なリターンを達成するとともに、リスク許容度を上げることなくポートフォリオのリスク調整後パフォーマンスを向上させることが可能です。
アジア太平洋不動産市場における主な3つのトレンド:
- アジア太平洋地域の景気見通しは良好で、今後世界経済のけん引役となると見らるが、その多くは中国経済の動向に大きく左右される
- 主要市場全体で景気見通しが好調であることから企業の事業拡大意欲が強く、オフィス需要が好調
- 機関投資家のアジア太平洋地域のアロケーション比率が上昇しているため、コア物件やコア・プラス物件の獲得競争がとくに激化
M&Gリアル・エステートがアジア太平洋地域で現在どのセクター・地域を最も有望と見ているのかにつきましては、弊社リサーチ・チームが作成した最新のレポートをご覧ください。
アジア不動産市場見通し