M&Gでは、専門の運用チームが、社会にとって不可欠なインフラストラクチャーのエクイティとデットに投資を行います。
M&Gはインフラストラクチャー投資で幅広い経験を有しており、専門の運用チームがインフラ・デット、プライベート・インフラ・エクイティ、上場インフラに投資を行います。インフラ・デット運用チームはインフラ・セクターにおけるデットを全クラスに渡って組成します。また弊社のエクイティ運用部門であるインフラキャピタルはコア・インフラ資産に焦点を当て、物件の取得とアクティブな管理を行います。上場インフラ運用チームは様々なインフラ企業のエクイティと債券に投資を行います。したがって弊社全体では、伝統的な公共サービスから放送サービス、また港湾や有料道路から社会インフラや再生可能エネルギーに至るまで、インフラ市場の全体に渡って投資を行っているということになります。
弊社のアプローチ
弊社は環境・社会・ガバナンス(ESG)関連要因が長期投資の成果を大きく左右すると確信しており、投資プロセスの中で重要な検討事項としています。エクイティ投資では持続可能な成長を通じて長期的な価値を確保・拡大することを、デット投資では信頼性の高い確度の高いなキャッシュ・フローを確実に得ることを目指しています。また、投資や資金供給を行う全ての企業について、各企業自身のESG関連行動を推進するよう努力しています。
リスク評価のプロセス
投資実行に際して、お客様を代表して詳細なデュー・ディリジェンスを行います。投資先候補のリスク評価に際しては、デュー・ディリジェンスの中では発見できなかった可能性のあるESG関連要因に関する検討を行います。重大な課題が発見された場合には、専門アドバイザーと協議を行い、リスク低減の可能性を探った上で、それらのリスクを許容することができるのかどうかを判断します。
リスク評価は以下の事項を確実に実行するために行います:
— 環境に対して責任ある行動をとる
— 資源利用に際して持続可能なアプローチをとる
— 有害廃棄物の無責任な処分を行わない
— 人権を尊重し児童労働を認めない
— 弊社が行う全ての取引で賄賂や汚職を行わない
— 差別を行わない
— 全従業員を平等に扱うことを目指す
— 透明性、説明責任、平等に対するニーズを反映した経営体制を構築する
— あらゆるESG関連リスクに対応する行動計画を作成する
投資家としての弊社の役割
企業の所有権を取得する場合は過半数もしくは有意な保有比率を持ち、ESG関連事項が責任あるかたちで管理されるよう、影響力を行使すべく取締役選任の権利獲得を目指します。またプライベート・デット投資の場合にも、借手と重要なESG関連事項に関して直接交渉することにより情報公開と透明性を向上させ、お客様により良い成果をお届けすべく努力します。また、弊社では以下のようなESG関連の重要経営指標(KPIs)を各投資対象の経営陣とともに作成し実施状況に関するモニターを行います。
— 環境行動計画
— 職員に対する教育プログラム
— 統治体制の見直し
弊社では投資対象企業に対して定期的なESG関連数値の提出を求め、お客様に対して責任ある投資レポートを提供できるよう努力しています。
投資対象の価値は変動するため、お客様の投資元本は保証されません。