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ESG債連動CDS取引が開始;3つの意味について

09/07/2020

当社のプロダクト担当者のAndrew Eveが新しく誕生したiTraxx MSCI ESGスクリーンド・ヨーロッパ指数に関するレポートをリリースしていますので、ご参照ください。

iTraxx MSCI ESGスクリーンド・ヨーロッパ指数の誕生により、ESG要素が債券投資において、より重要になることが予想されます。ここ数年、投資家のESGの認知度が著しく向上し、ESG要素が企業のファンダメンタルズ分析における重要度が上がってきていたものの、投資家のこれらの情報へのアクセスが課題として挙げられてきました。この指数のローンチにはESG投資家に多くのメリットがあるほか、ESG投資家以外にも3つの意味があると考えます。

  • レラティブバリュー取引の機会増
  • iTraxx MSCI ESGスクリーンド・ヨーロッパ指数 “ESG Main”とiTraxxヨーロッパ指数”Non-ESG Main”間のロング・ショートポジションの構築
  • ESG情報へのアクセス向上により、クレジット投資家の投資判断にESG要素がより重要になるほか、ESGに着目した投資スタイルが広がることを予想します

iTraxx MSCI ESGスクリーンド・ヨーロッパ指数はどのように構成されている指数なのでしょうか?

株式のESG関連指数連動型金融商品は数多くあるものの、これまでクレジットのESG関連指数連動型の金融商品はありませんでした。最も流動性の高いCDSで構成される “Non-ESG Main” iTraxxヨーロッパ指数は欧州の投資適格125銘柄で構成され、年間で€1.5 trillion近くトレードされています。6月22日にローンチされるiTraxx MSCI ESGスクリーンド・ヨーロッパ指数はこの指数を基に3段階のスクリーニングにより、構築されます。

第一に、アルコールや軍需品、石炭等で収益を上げる企業を除くバリューに基づいたスクリーニングが行われます。第二に、不祥事情報(国連グローバル・コンパクト順守等)によるスクリーニングが行われ、最後に、ESGリスクに基づいたスクリーニングが行われます。
スクリーニング後のESG指数はクオリティ・バイアスが強まり、よりタイトなスプレッドでトレードされるほか、テクノロジー・メディア・テレコムセクターがオーバーウェイトされ、それ以外のセクターがアンダーウェイトされます。
ESG投資家にとって、この指数の誕生により、流動性が高まり、トレーディングコストの低下、リスク量の調整が容易となるなどのメリットが挙げられます。
ESG投資家以外にも下記3つのメリットがあると考えます。

  • レラティブバリュー取引の機会増 新しい指数の誕生により、現物債・CDS間のスプレッドの乖離を利用したトレード等の選択肢が増え、収益機会の増加が見込まれています。
  • iTraxx MSCI ESGスクリーンド・ヨーロッパ指数 “ESG Main”とiTraxxヨーロッパ指数”Non-ESG Main”間のロング・ショートポジションの構築
    Non-ESG Main指数のロング及びショートポジションを取ることが可能となることで、相場急落時にESGに不安のある企業に対するCDSプロテクションとして、Non-ESG Mainのプロテクションの買い・ESG Mainのプロテクションの売りなどの取引が可能となります。
    JPモルガン社のシミュレーションでは、市場急落時に、Non-ESG Main指数は相場急落時に、ESG Main指数対比でアウトパフォームしており、ボラティリティ、ドローダウンがともに抑制されております。
  • ESGに関する情報へのアクセス向上により、クレジット投資家の投資判断にESG要素がより重要になるほか、ESGに着目した投資スタイルが広がることが予想されます。
    MSCI社等によるデータの標準化や指数の誕生により、定量化が困難とされてきたESG要素は数値化が可能な一つのファクターに発展したと考えています。今後どのように発展するのかが注目されるほか、ESGハイイールド指数の誕生が期待されます。

指数の誕生により、市場参加者はファクターとしてESGのパフォーマンスがより測りやすくなるほか、透明性と流動性の向上が見込まれ、ESGがクレジット投資において長期でどのようなリスクリターンとなるのかの評価が可能となります。新しいESG CDS指数の誕生は、株式投資で始まったESG関連商品がアウトパフォームするトレンドがクレジット投資にも当てはまるかどうか、注目に値すると考えています。

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M&G Investments Japan株式会社
投資運用業者、投資助言・代理業者、第二種金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第2942号
加入協会:一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会