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新興国債券市場:2019年レビューと2020年見通し

21/01/2020

2019年は現地通貨建て、外貨通貨建て、社債等の銘柄選択に左右されない好調な1年でした。2020年も利下げを継続する新興国の中央銀行は少ないことを考えると、通貨が収益のドライバーとなる可能性が高いと考えます。

2019年は現地通貨建て、外貨通貨建て、社債等の銘柄選択に左右されない好調な1年

2019年は米FRBのハト派姿勢転換、米中貿易交渉の進展、2018年の急落によりバリュエーション面で割安だったこと等から、多くのエマージング債券は価格が上昇した一方、2019年に債務再編の対象となった債務は2001年のアルゼンチンのデフォルト以来最高となり、アルゼンチンやレバノンを回避出来たかによってパフォーマンスが左右される年となりました。

個別のショックに対する耐性が上昇

アルゼンチン資産が急落したにも関わらず、ブラジルの国債価格は2001年のアルゼンチン急落時と比較し相関が大幅に低下しました。アルゼンチンの外貨通貨建ての社債は8.4%上昇したほか、ウルグアイの現地通貨建て国債の価格の下落は限定的でした。エマージング債券は2000年代前半は20か国程度で構成されていたものの、現在は80か国程度まで増えたことや負債の現地通貨建て比率を高めてきたこと等からエマージング債券は個別のショックに対する耐性が大幅に上昇ました。

2020年はスプレッドの縮小だけでなく、現地通貨建ての新興国債券のバリュエーション面での割安感が薄れていることから2019年の好調を維持するのは難しいと考えますが3つのシナリオを想定しています。

  •  現状維持(ドル建てのリターンは5%を想定)
    エマージング債券市場ではほとんど発生しませんが、すべてが一定である場合(リターンはキャリーのみで、米ドルに対する通貨変動無し)
  •  上げ相場(10-20bps程度のスプレッド縮小と5%程度の通貨価値上昇(対ドル)の結果ドル建てで8%程度を想定)
    新興国経済の成長率の改善や、緩やかに抑えられた米国経済の減速、先進国の中央銀行による金融緩和の継続、地政学的リスクの後退等の支援的なマクロ環境が継続の場合
  •  下げ相場(30-40bps程度のスプレッド拡大と5%程度の通貨価値下落(対ドル)の結果、ドル建てで0%程度を想定)
    新興国の成長率のさらなら減速や、インフレ率の上昇による各国中央銀行のタカ派の政策、地政学的リスクが高まった場合。

2020年も利下げを継続する新興国の中央銀行は少ないことを考えると、通貨が収益のドライバーとなる可能性が高いと考えます。アセットアロケーション(現地通貨建て、ハードカレンシー建て)よりもテールリスクに注視しながら市場全体のベータ値をコントロールすることと国別配分(利回りが高く、債務再編の完了による価格の上昇が見込まれるアルゼンチン、エクアドル、スリランカ、ガーナ、コートジボワールなど)にチャンスがあると考えます。昨年と比較し、エマージング債券は割安感が薄れていますが、その他の資産も大幅に回復ししたことから、現在の低金利環境下では引き続き魅力的な資産クラスと考えます。

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M&G Investments Japan株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2942号
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