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アフリカの債務の壁は危険?

27/02/2020

より積極的な債務管理により、2024年から2025年の債務の壁に対する懸念は薄れており、アフリカの外貨建て債券は高い利回りを享受する魅力的な資産と考えます。今後の5年から7年はアフリカ債券としてではなく、各国個別のリスクに注視することが大切と考え

アフリカの外貨建て債券
1995年に南アフリカが外貨建ての債券を発行したのを皮切りに、世界金融危機以降の過去10年、アフリカ諸国による外貨建ての債券の発行は増加し続けており、エジプト、ナイジェリア、南アフリカを中心に現在は21か国、発行額では1150億ドルに及びます。発行通貨は米ドルが主でしたが、2018年以降、欧州との貿易が密接な国(モロッコやチュニジア)やユーロに固定された通貨を有する国(コートジボワール、セネガル、ベナン)を中心に増加傾向にあります。また、2017年11月にナイジェリアが30年債を発行して以降、長期の債券の発行も増加しています。

2013年以降に10年債の発行が増加したことから、2024年から2025年にかけて満期を迎える外貨建て債券が急増します。アフリカや途上国の外貨建て債券は、新興国債券の中でもとりわけ高い利回りを享受可能ですが、2024年から2025年にかけて新興国市場に対するセンチメントが弱気な場合、満期を迎えた債券の借り換えや返済の実効性、債務超過が懸念されています。

そして、パリクラブに加盟していない中国からの資金援助(アンゴラ、エチオピア、ケニア)、固有企業の債務による財政悪化(南アフリカの国営電力会社エスコムの負債問題)、原油生産による収入を担保にした資金調達(アンゴラ、コンゴ共和国)、債務水準に対する疑念や警笛を無視している政府(ザンビア)などアフリカの債務に対する懸念材料は多い一方で返済実績の蓄積、アフリカ諸国発行のユーロ債のデフォルト率の低さ、債務管理の改善等から底堅くスムーズに借り換えが実行されると考えます。

1. 増加する返済実績
アフリカ諸国の外貨建てによる債務の拡大が認知される一方、これらの確実な返済実績の認知度は低いままです。南アフリカ、モロッコ、チュニジア、エジプト、ガボン、ガーナ、ケニア、ナイジェリアがこれまで外貨建て債券を返済しています。

2. デフォルトの少なさ
これまで、ユーロ債のデフォルトはセーシェル(2008年)とモザンビーク(2017年)で発生しておりますが、どちらのケースも債券保有者には新しく起債されたユーロ債と交換されたほか、2011年にコートジボワールの大統領選後の混乱でクーポンの支払いの遅れが発生しましたが後に支払われているなど、総じてデフォルトは少なく、過去に発生したコートジボワールやモザンビークでは債務管理が改善されております。また、1980年代や1990年代にアフリカで発生したデフォルトは1970年代の銀行からの融資が起因し、背景が異なっております。

3. 積極的な債務管理
アフリカ諸国の債務管理は改善傾向にあり、リスク回避のため、アフリカ諸国は満期まで待たずして、借り換えの準備を進めています。2007年に早期に外貨建て債券を発行したガボン、ガーナやその後のコートジボワール、セネガル、ケニアが満期になる前に起債を実行させています。また、もう一方の方策として、ナミビアが2021年の満期に備え、外貨の確保のため、減債基金を設置しています。

より積極的な債務管理により、2024年から2025年の債務の壁に対する懸念は薄れており、アフリカの外貨建て債券は高い利回りを享受する魅力的な資産と考えます。今後の5年から7年はアフリカ債券としてではなく、各国個別のリスクに注視することが大切と考えます。

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